腸脛靭帯炎の話@岡崎市

いつもご利用ありがとうございます。

本日は、腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)というケガについてのお話です!

 みなさんは「腸脛靭帯炎」というケガを聞いたことがありますか?
腸脛靭帯炎は、膝の『外側』に痛みが生じます。ランナー膝とも呼ばれ、その名の通り、長距離選手や市民ランナーの方に多いケガとなります。また、膝の曲げ伸ばしが多い自転車競技の選手も起こりやすいケガとなります。

 では、腸脛靭帯炎は、何が原因で発症し、どのような症状が現われ、何をすれば治るのでしょうか?

 ①原因について
・ランニングなどの膝の屈伸運動が多い動作を行う。
・ランニング時に傾いた路肩をよく走る。
・ランニングする距離が増加した。
・O脚だと診断されたことがある。
・オーバーユース(使いすぎ)である。

②症状について(ただし、すべての症状が出るわけではありません。)
・膝の外側を押すと痛む。
・膝の屈伸運動で痛みが出る。
・走ると痛む。
・自転車を漕ぐと痛みが出る。

③治療について
・運動をせずに痛みが引くまで安静に過ごす。
・運動後にアイシングを実施する。
・傾いた路肩を走らないようにする。
・腸脛靭帯のストレッチを行う。

当院では腸脛靭帯炎に対して鍼治療をおこなっており、これまで中高生から市民ランナーの方まで多くの方が来院されています。
効果は個人差がありますが腸脛靭帯炎で困っている方は当院の一度鍼治療を受けてみてはいかがでしょうか?

著者プロフィール

後藤勤

アスレティックトレーナーとして選手をサポートする傍ら、講演活動もしています。愛知県岡崎市の鍼灸院GOTOHARI治療院の院長。